ボタンの意味が分かると、生成は「運」から「作業」に変わります。戦略的に量産体制を作るなら、機能理解は必須。最後にはたきも使う設計シートを付けました。
絵の上手さで負けている人は、実はほとんどいません。差がつくのは「同じ品質を、決めた枚数、決めた期間で出せるか」という一点です。ここは才能ではなく機能の話です。
再現できないと商品にならない。CG集は1枚の傑作ではなく、同じキャラ・同じ絵柄が30枚並ぶことに価値があります。再現の道具がシード値やLoRAです。
直せると捨てなくて済む。手だけ変な絵を捨てるか直すかで、完成までの枚数が変わります。捨てない技術がインペイントです。
速度がそのまま本数になる。1本にかかる日数が半分になれば、単純に出せる本数が倍になります。バッチ生成と設定の固定化が効きます。
迷いが消えると手が止まらない。設定に納得がいっていると、生成中に迷子になりません。機能を知ることは、迷う時間を消すことです。
ガチャを回して、当たりが出るまで祈る。同じ絵は二度と出ません。枚数が読めず、完成日も読めません。
キャラと設定を先に固定し、変える所だけ変える。必要な枚数が、必要な日に揃います。
まずは毎回さわる8つです。全部を極める必要はありません。それぞれ「何をする道具か」と「制作でどう使うか」だけ掴んでください。
ここから先が、趣味の生成と販売用の制作を分けるラインです。キャラを固定する、狙った構図を出す、失敗を直す。この3つができると、作品の完成率が変わります。
機能を覚えても、使う順番が決まっていないと手は止まります。CG集1本を作る流れは、この4工程に固定してください。前の工程が終わるまで、次に進まないのが速く終わるコツです。
生成を始める前に、この表を埋めてください。埋まらない項目があるうちは、まだ生成に入る段階ではありません。紙に書き写しても、表計算ソフトにコピーしても構いません。1作品につき1枚使います。
| 項目 | 記入内容と書き方 |
|---|---|
| A. 企画の芯 | |
| 主題(テーマ) | この作品が一言で何なのか。1文で書けないなら企画がぼやけています。 |
| フック(引き) | 買う人が反応する一点。他の作品と何が違うかを具体的に。 |
| 属性・ジャンル | 髪色、年齢感、関係性、シチュエーションの系統など、検索されるキーワード。 |
| 想定する読者 | 誰に向けた作品か。全員向けは誰にも刺さりません。 |
| 販売先 | 出す予定のプラットフォーム。規約と推奨画像サイズを先に確認。 |
| B. キャラ設定 | |
| キャラ名・立ち位置 | 作品内での役割。名前は自分の管理用で構いません。 |
| 外見の固定要素 | 髪型、髪色、目の色、体型、特徴。ここが共通部の中身になります。 |
| 衣装(基本/差分) | 基本衣装と、途中で変える衣装を分けて記入。 |
| 使用モデル | Checkpoint名とバージョン。作品中は変更しないこと。 |
| 使用LoRAと強さ | ファイル名、効き具合の数値、商用利用の可否を確認した日付。 |
| 基準シード値 | キャラが最もよく出た1枚のシード。基準画像のファイル名も併記。 |
| C. 場面リストと枚数 | |
| 場面リスト | 順番に番号を振り、1行1場面で列挙。作る前に最後まで書き切るのが要点。 |
| 各場面の枚数 | 場面ごとに何枚必要か。合計が総枚数になります。 |
| 総枚数(目標) | 本編、表紙、サンプル用の内訳を分けて記入。 |
| 納品サイズ・縦横比 | 販売先の推奨に合わせて先に決定。途中変更は作り直しになります。 |
| 締切と作業日 | 公開予定日と、各工程に充てる日を先に押さえます。 |
| D. プロンプト設計 | |
| 共通部(固定) | 品質指定、絵柄、キャラの外見。毎回コピペする本文をここに保存。 |
| 可変部(差し替え) | 場面、ポーズ、表情、背景、カメラ位置。場面リストと対応させます。 |
| ネガティブ(固定) | 毎回入れる除外指示。一度決めたら作品中は変えないこと。 |
| 固定する設定値 | サンプラー、ステップ数、CFG、解像度、VAE。作品中は動かさない。 |
| E. チェック欄 | |
| □ キャラ固定 完了 | 基準画像を保存し、シード値を控えた。 |
| □ 構図出し 完了 | 必要枚数分の構図候補が揃った。 |
| □ 表情差分 完了 | 場面リストの全項目にカットが割り当たった。 |
| □ 修正 完了 | 手・指・目・小物の破綻をインペイントで処理した。 |
| □ 画質仕上げ 完了 | 納品サイズにアップスケール済み。 |
| □ 絵柄の統一 確認 | 全カットを並べて、浮いている絵がないか点検した。 |
| □ 表紙・サンプル 完了 | 文字を置く余白まで含めて用意した。 |
| □ 権利まわり 確認 | モデルとLoRAの商用条件、販売先の規約を再確認した。 |
道具の使い方と、売れる商品の作り方は違う技術です。何を、誰に、どの順番で出すか。その設計を、無料セミナーで全部お渡しします。
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